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第3話:緊急支援!パンの耳で年越し!?王子サマを救う「ナゲセン」の魔法。

おはなし

おはおーじ!

ワガママ王国の物語、第三話。
……と言いたいところだが、今の王子サマには、数字を数える元気も残っていないようだ。

窓の外は、2025年12月25日のクリスマスの朝。
世界中の子供たちがプレゼントを抱えて飛び起きる中、このワガママ王国の食堂に響いていたのは、王子サマの力ないため息だけだった。

王子
王子

……執事。
僕サマ、夢を見たんだ。
大きな牛さんが、僕サマの口の中に飛び込んでくる、キラキラした夢……。
でも目が覚めたら、目の前にあるのはやっぱりこれなんだね。

テーブルの中央には、昨日食べ残した「パンの耳・七面鳥(の残骸)」が、冷たく、そして乾いた姿で横たわっている。

執事
執事

王子サマ、夢と現実は異なるものです。
さあ、今朝もその栄養満点な(端っこの)パンをお召し上がりください。
よく噛めば、牛肉のような味がしてくる……と、古文書にも記されております。

そこへ、サンタ帽を脱ぎ捨て、白い鉢巻を締めた大臣が、ガタガタと音を立てて駆け込んできた。
その手には、ボロボロになった算盤(そろばん)が握られている。

大臣
大臣

王子サマ!
もはや一刻の猶予もございませぬ!
王国の宝物庫を確認したところ、金貨は最後の一枚まで底をつきました!
このままでは、お城を魔界の霧から守る『結界維持費(サーバー代)』すら払えませぬ!
このままでは年を越す前に、王国は跡形もなく霧に消えてしまいますぞ……ですじゃ!
拙者、責任を取って、今すぐこのパンの耳の山の上で腹を切りますぞぉぉ!

王子
王子

ひえぇぇ!
ダメだよ大臣、パンの耳が血で汚れちゃうよぉ!
僕サマの今日のご飯なんだから!

絶望が食堂を支配しようとしたその時。
執事が、古びた、しかし不思議な光を放つ「魔法の看板(codoc)」をスッと差し出した。

執事
執事

……仕方がありませんね。
王子サマ、本来ならば王家のプライドにかけて伏せておくべきでしたが、背に腹は代えられません。
この城門に、国民の皆様から『応援の魔法(投げ銭)』を受け取るための装置を設置いたしました

王子
王子

投げ銭……?
それって、何なの?

大臣
大臣

これぞ現代の錬金術!
国民の皆様の温かい『慈悲の心』を、直接王国の金庫へと転送する魔法にございます!
王子サマ、この魔法が発動すれば、お正月の食卓に本物のお肉が並び、拙者の命も、そして王国の結界も維持できるのですじゃ!

王子サマは、その魔法の看板をじっと見つめ、そして遠く離れた場所で魔法の鏡(スマホ)を覗いている国民たちに向かって、切実な眼差しを送った。

王子
王子

みんな……。
僕サマ、ワガママなのは分かってる。
でも、パンの耳で年を越すのは、やっぱり悲しすぎるんだよぉ……!
僕サマにお肉を食べさせてあげたい、お城が消えるのは寂しいって思ってくれる人は、ぜひその『ナゲセン』っていう魔法を試してみてほしいんだよ!

みんなの魔法が、僕サマ、いやワガママ王国を救うんだ……。
どうか、ワガママ王国を助けて!


※👑 王子サマへの「ナゲセン」機能はブログ記事の最後に!

【応援の仕組み】
下記のボタンから、王子サマへ直接「応援の魔法(投げ銭)」を送ることができます。
いただいた魔法は、王国の結界(サーバー維持)や、王子サマの食卓(本物のお肉)のために大切に使わせていただきます!

メイド
メイド

王子サマぁ!
涙を拭いてください!
国民の皆様なら、きっとその可愛い潤んだ瞳を見て、魔法を連発してくださるはずですっ!
さあ、私も全財産の5円を投げますっ!

執事
執事

さて、国民の皆様。
王子サマの未来を決めるのは、皆様の指先一つにかかっております。
……おつおーじ。

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