2026年、新しい年の幕が上がった。
ここ、世界で最も気高く、そして最も「家計がスリム」な某王国でも、新年を祝うささやかな儀式が執り行われようとしている。
玉座に座るのは、ツギハギの跡さえもデザインに見せてしまうほど優雅な微笑みを浮かべるワガママ王子サマ――通称「僕サマ」。
彼は今、このブログという新たな領土を広げるべく、不敵な宣言を放とうとしていた。

みんな、聞くがいい!
2026年、僕サマの野望はこのブログを世界一の繁栄へと導くこと。
そして……食卓に、毎日のようにステーキが並ぶ黄金時代を取り戻すことだ!
跪いて期待するがいいよ!

王子、新年早々またその夢を……。
現在、我が国の国庫にあるのは『もやし3袋分』の硬貨のみ。
もう国庫は空ですじゃ!
もやしすら買えぬなら、拙者は切腹して責任を……!

大臣、床が汚れるので掃除の手間を考えてからにしてください。
王子、まずはこのもやしを完食して体力をつけましょう。

王子、ご安心を。
今夜は特製『ロイヤル・お肉風ソテー』でございます。
……さあ、一口どうぞ。

(ピクン!)
……待つんだ、シェフ。
今、僕サマの『高性能グリンピースセンサー』に強烈な反応があったよ。
……このソースの奥底に、緑色の邪悪な粒を隠したね!?

くっ、バレましたか!
彩りと栄養を考え、ミキサーにかけて裏ごしして練り込んだのですが……!

さすが王子!
どんなに細かくされてもグリンピースの気配を察知するなんて……その鋭い感覚、今日も世界一カッコいいです、王子ーっ!!(拍手)

ふふん、僕サマに隠し事は通用しないよ!
さあ、執事、早く次の一文字を書きたいから、その分刻みのスケジュールを持ってきてよ!

(両手を頬に当てて)きゃああっ! 王子!
今の『持ってきてよ!』の言い方、最高にクールです!
空腹に耐えながら不敵に笑う王子、尊すぎます……!
ああ、王子、動かないで!
マントのツギハギが剥がれそうですが、その『隠しきれない生活感』すら今の王子には神々しいアクセサリーに見えます!

そ、そうかな? やっぱり僕サマは何をしていても様になってしまうんだね。
フフ、罪な男だよ……。
って、執事、なぜ時計を睨んでいるんだい?

(冷徹な銀時計の音)
……王子。
無駄話はそこまでに。
2026年、ブログ更新のスケジュールは私が分刻みで管理させていただきます。
まずはこの記事を書き上げ、国民の皆様に新年の決意を示していただくのが先決かと。
さあ、ペンをお持ちになって。

えっ、今から!?
……執事、僕サマにもプライバシーというものを……ああっ、待って、今度はマントがボンドで椅子とくっついちゃったよ!
動けない、動けないよーっ!

椅子と一体化する王子……!
斬新です!
どこまでも芸術的です王子ーっ!!
(パシャパシャと写真撮影)
見ての通り、この王国は今日も賑やかだ。
資金は乏しく、お城の壁にはヒビが入っているかもしれない。
けれど、そこに悲壮感はない。
王子は、止まらない。
どんなに試練が厳しくても、王子らしく、常に優雅に、大胆不敵に突き進んでいく。
この「僕サマ」という光が、2026年をどう照らしていくのか。
次回からは、王子の華麗なる日常や、秘密のロイヤル・レシピ(格安食材の魔法)が次々と公開される予定だ。
2026年。
この小さくて健気な王国の伝説を、ぜひ見届けてほしい。
それでは、また次回、このお城で。



コメント