ワガママな言葉 夏の終わりに、花火 夏の終わりに空に咲く花火を見上げた色とりどりの光が一瞬だけ美しく輝いた夏の終わりに君と手を繋いで歩いた心に残る思い出が一瞬だけ甘く響いた夏の終わりに花火が散って消えていった夜空には星が残って一瞬だけ寂しくなった夏の終わりに君と別れて帰ったこ... 2023.08.22 ワガママな言葉
ワガママだった ナイフ 僕は ナイフの刃を握る人の痛みをわかるため指の隙間から 血がもれるそのあたたかさが 僕を人間にする僕は ナイフの刃を握るあなたの痛みをわかりたいこの小さな心に ナイフをつきさせ人を傷付けてしまった こんな自分自身に僕は ナイフを握りしめ自分... 2023.05.18 ワガママだった
ワガママだった ぬくもり 「ごめんね」言えば 今よりももっと 寂しくなってしまうきっと 僕らには重すぎた互いがすべてをひとりで抱えようとしてたから何のための ふたりだったのか今では その意味さえも消えようとしている何も 言わないでどうか このままでいて消えゆくあなた... 2023.05.18 ワガママだった
ワガママだった 雨の街角 雨降る街で君に傘をさしのべても君は自分の傘に入る人をただ待っているまるでそんな感じの恋君の瞳に僕は映らないままたとえそんな表情(かお)でもキレイだと思う僕は雨の街角で君に傘をさしのべる2000/11/30 発表++++++++++そこにあっ... 2023.05.15 ワガママだった
ワガママだった 愛なんかどこにあってもいい 笑う君の顔はどこか遠く心だけ流れそう苦いコーヒーに眉をしかめミルクと砂糖に手を伸ばす優しさにも似たまどろみをかきまわすだけの仕草タイクツが嫌い 何もかもがイヤそして僕らは背中合わせただ踏み出せないだけの日々が続いていたから愛なんかどこにあっ... 2023.05.08 ワガママだった
ワガママだった Good-bye 何も語らずただサヨナラだけを繰り返す君重い空気だけが僕の心に刻まれる血が出ない傷は深く涙流れて心に穴があいたならこの想いはしぼむのかな?何故こんなにも悲しい…サヨナラ…言葉にできないならGood-byeつぶやけばいい別れになるかな?ねぇ、僕... 2023.05.05 ワガママだった
ワガママな言葉 雨の日にかえる 雨の中で蛙を見つめて乙女は彼のことを思い出す蛙は彼に似ている優しくて面白くてときどきひょっこり現れる雨がやんだら蛙はどこかへ行ってしまう恋する乙女は寂しくなるでもまた会えると信じている蛙は彼に似ているから雨の日が待ち遠しい 2023.05.01 ワガママな言葉
ワガママだった 不安の街角 静かに動く空はいつまでも君の髪をゆらし続けた僕は少し不安に色を重ねただ立ちつくすばかりでなにもできず不安な街角を過ぎてゆく2000/11/30発表 2023.04.28 ワガママだった
ワガママだった 僕の優しさ逃げてった 僕をこえて行けと言えなかった僕は優しくないのかな大地はいくら踏まれても文句一つ言わないのに僕はまだあなたを許せない信じたくなかった出来事目の前をただ過ぎてゆくだけいくら呼んでも声が聞こえないあなたの声が…僕が今一番ほしいものって何何にも 見... 2023.04.19 ワガママだった
ワガママだった 空は晴れた 空は晴れた何もかも吹き飛ばしそう昨日まで続いたシャワーのような雨も今日はみごとに消えてしまったいきなり晴れることはよくある事だろうすべてを軽く感じる事ができるあんな気持ちさえもどこかへ去って世界はこんなに広かったどうしてこんな事で僕は悩んで... 2023.04.18 ワガママだった